眼の病気ガイド
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頭痛

頭痛について

頭痛は、誰でも経験するものですし、ありふれたものですので、「たかが頭痛」と思うかもしれません。しかし頭痛になると、何もする気がおきないとか、とにかく痛くてたまらない、そういう事が多いですよね。確かに、たかが頭痛、されど頭痛です。多くの方が経験するこの頭痛、実は、様々な種類に分類されているということをご存知ですか?そして、少しでもこの痛みを和らげたり、予防するためには、どうしたらいいのでしょう?今回は、この頭痛について、ご紹介いたします。

頭痛

頭痛の種類

頭痛は、慢性的に頭痛がおこる「一次性頭痛」と、病気を原因と
する「二次性頭痛」とに分けることができます。

一次性頭痛というのは、いわゆる頭痛持ちの人のことを指します。
一次性頭痛だけでは命に関わることはありませんが、
仕事が手につかない、家事ができない、寝ていなければいけないなど、
日常生活に支障をきたす場合が多いと言えます。

二次性頭痛は、くも膜下出血、脳出血、脳腫瘍、脳梗塞、などの深刻な病気が原因となっており、いわゆる「いつもと違う痛み」や、「痛みの箇所がいつもとは違う」というような場合は、
すぐに病院で診てもらう必要があるでしょう。

今回は、日常の中で経験する痛みということで、慢性頭痛である
「一次性頭痛」に焦点を当てていきます。

一次性頭痛

一次性頭痛には、「偏頭痛」 「緊張型頭痛」「群発頭痛」の3種類があり、さらに分類が可能です。

1、「偏頭痛」

偏頭痛(片頭痛とも表記される)という言葉を耳にされたことがあると思います。
偏頭痛の特徴は、月に1~2度とか週に1~2度、
頭の片側や両側が脈を打つようにズキンズキンと痛むものです。
吐き気や嘔吐を伴う場合もあり、中には立っていられない、というような
かなり強い痛みを感じる場合もあります。

2、「緊張型頭痛」

「緊張型頭痛」とは、痛みで言うと鈍い痛みというのが特徴的です。
我慢できないほどの痛みではないものの、数時間から数日ほど痛みが続くことがあります。
また、首や肩のこりが伴うことも多く、嘔吐などはあまりみられません。
ストレスにより、頭や首周辺の筋肉が緊張して起こる傾向があります。

3、「群発性頭痛」

「群発性頭痛」は、偏頭痛と同様に発作的に起こる頭痛です。
年に数回ほど起こりますが、発症してしまうと、1ヶ月や2ヶ月、
毎日のように同じ時間帯に痛み出すという特徴があります。
このように、いわゆる頭痛でも、その頻度や痛みの強さや症状に
よって、分けることができます。

あなたの頭痛はどれ?

頭痛がおきたとき、どの種類に当てはまりますか?実際にチェックしてみて、自分が度々経験する頭痛の種類を知っておきましょう。 チェックの数が多いものが、あなたの頭痛の種類です。

偏頭痛

・週に数回、または月に数回の頭痛がある。
 (持続時間は、数時間~3日程度)
・ズキンズキンと脈を打つように痛む
・頭の片側、または両側が痛む
・家事や仕事はするのが辛く、できれば寝ていたい程度の痛み
・動くのが辛いが、動くことで頭痛が酷くなるわけではない
・吐き気を伴うことがある。光や音に敏感になる
・頭痛が起こる前に、肩や首が凝ることがある
・頭痛が起きたときは、じっと痛みを我慢するしかない

緊張型頭痛

・同じような痛みが毎日のように起こる
・締め付けられるように重く痛みがある
・頭全体・後頭部や首すじが痛くなる
・家事や仕事は、何とか出来る痛み
・動くと痛みが軽減することがある
・軽いめまいや、肩や首の凝りがある
・頭痛が起こった時、ほぼ毎回肩や首が凝っている
・頭痛が起きたときは、マッサージやストレッチをすると頭痛が軽くなる

群発頭痛

・1~2ヶ月、毎日のように同じ時間帯に痛みが起こる
 (持続時間は、1時間から2時間程度)
・えぐられるような痛みで、激しく痛む
・目の奥が痛くなる
・家事や仕事など、何も出来なくなるほどの痛み
・激痛のために、じっとすることが出来ない
・目が充血、涙がでる、鼻水が出る症状がある
・頭痛が起こっている側と同じ側の肩が凝る
・頭痛が起きたときは、じっとすることが不可能である

同じ頭痛でも、このように自分の痛みを冷静にチェックしてみる
と、どの種類に当てはまるのか、見えてきますね。

頭痛チェック日記

自分の抱えている痛みや問題を理解するために、慢性的な頭痛を
持っている方のために「頭痛日記」というチェック日記があります。

頭痛日記として、書店で売られているものがありますが、市販の
ノートに簡単に書いておくだけでも結構です。

たとえば頭痛日記には、

 ・いつ起こったか?
 ・痛みの程度は?
 ・どんな痛みか?
 ・痛みの部位は?
 ・起こり方は?
 ・どのくらい続いたのか?

という項目を記入することができます。

実際に、この日記を記入し、頭痛を予防できる人もいるのです。
なぜかというと、頭痛の前ぶれをチェックすることで、原因とな
る生活習慣を改善することが出来るからです。

食事内容や、睡眠状況、ホルモンの影響、ストレス、環境など、
自分の日常生活を振り返ることができ、頭痛の原因を探ることが
出来るので、頭痛の原因を生活から排除することが出来るのです。

また、頭痛で医療機関に行く場合に、頭痛日記を見せることで、
医師からの適切な診察やアドバイスを受けることも可能になります。

意外に関係している「食べ物」と「飲み物」

ひどい頭痛になると、どうしても薬を飲みたくなりますよね。
しかし、頭痛薬や鎮痛剤に頼りすぎると、体が薬に慣れてしまい、
どんどん強い薬にしていなかなければ、効かなくなる場合もあります。

そうならないためにも、薬に頼らずに自分で出来る対策を身につけておきましょう。

食べ物や飲み物が、頭痛と関係しているということをご存知でしたか?
食べ物や飲み物が影響されやすい頭痛の種類は「偏頭痛」です。

たとえば、偏頭痛を誘発してしまう飲食物として

・赤ワイン(その他アルコール)
・チョコレート
・ハム
・ソーセージ
・ダイエット甘味料
・うまみ調味料などの、化学調味料

などを挙げることができます。

実はこういった物を食べたり飲んだ後に、強い痛みが起きているかもしれません。
ですから、前述の頭痛日記などを付けていき、
改めて自分の生活を見直してみるのは、本当に有効です。

逆に偏頭痛の痛みを和らげる食品として、

・緑黄色野菜
・コーヒー(適量)

などを挙げることもできます。

さらに、特定成分の不足によって、
頭痛が引き起こされている場合もあります。

たとえば、頭痛の原因の1つとして、「マグネシウムの不足」があります。
マグネシウムは、体に必要なミネラルの1つですが、そのマグネシウムが不足してしまうと、
頭痛のほかにも、めまい、疲れやすくなる、足がつるなどの症状も出やすくなります。

厚生労働省では、1日に300mg程度の摂取を呼びかけています。

ストレッチでの予防

頭痛

緊張型頭痛を予防するには、ストレッチが大変効果的です。
筋肉が緊張することから頭痛になりますので、筋肉をリラックス
させることでと頭痛を予防する事ができます。

家事や仕事の合間を見つけて、ストレッチをするだけでも、効果が出てきますよ。

ストレッチ1

・肩を上げ下げするストレッチ
両肩をきゅっと上に上げます。
その後、力を抜いてストンと落とします。
力を入れすぎると逆効果ですので、無理な力は加えずに。
10~20回程度するといいでしょう。

力を抜く時には、一気に脱力するのが、効果的です。

ストレッチ2

・首を左右に倒すストレッチ
右手を頭頂部にのせ、左肩の力を抜き、首を右に倒しましょう。
左側も同様にしましょう。
5~10回程度するといいでしょう。

仕事で同じ姿勢をとっていたり、ずっと座りっぱなしであると
肩や首に血流不足が生じ、その肩や首のコリから頭痛が生じる場合があります。

たとえばデスクワークなどの場合は、1時間に1回は立ち上がって伸びをしたり、
1分ほど歩いたりして、体の緊張をほぐしてあげるだけで、楽になります。

まとめ

・「偏頭痛」「緊張型頭痛」「群発頭痛」
  自分の頭痛の種類を正しく見極めよう。
 ・ 頭痛日記などを付け、ひどい痛みがなぜ起きるのか、何が原
   因となっている可能性があるのか、チェックしてみよう。
 ・ 頭痛を誘発する食品を避けると共に、肩や首のストレッチな
   どを行ない、体の緊張からくる頭痛を予防しよう。

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